こんにちは! 仲人士の中平です。
今日はこんなお悩みにお答えします。
そうよね~。
エスコートと一言で言われても、具体的に何をすればいいか分からないよね!
そもそもエスコートってどんな意味でしょう?
辞書だとエスコートは「護衛すること」となっていますが、デートのうえだと女性が心地よく安心してデートを楽しめるように、男性が女性をリードし、細やかな気配りをすることを指します。
交際経験が少ないと、女性への気配り・配慮が足りなかったりするので、下記チェックリストで一度確認してみてー!
自分がどれだけできていて、どれだけできていないかが分かるチェックリストです。
デートの計画
✅女性の食事の好みを把握している
お見合いの席やLINEのやりとりで、食事の好みをリサーチしておくことが大事!
✅移動手段やルートを考えている
両者の負担にならないよう、住まいの中間地点が望ましいですね。
でも、交際初期は最寄り駅を知られたくない女性もいます。
そういう場合は、出てきやすい駅を聞いてみましょう。
✅余裕を持ったスケジュールを組んでいる
短い時間でもたびたび顔を合わせる方が親密さは増します。
でも、仕事帰りや夜勤明けだと、疲れていたり化粧崩れしていたり、着替えが必要だったりもするので、無理がないか確認しながら日程を決めましょう。
✅天候に合わせたプランを立てている
梅雨の時期や真夏の炎天下に、長時間のお散歩デートは避けたいところ。
✅お店を3つ程度に絞り、女性に提案して選んでもらっている
ここ大事!
男女問わずよくあるのが、「どこでも良いですよ。あなたの好きなところに行きましょう!」というタイプ。
優しいようですが、私はこれを【サボリ】だと思っています。
場所を考えたり時間を考える、この「考える」という作業を、お相手に任せてしまっているという自覚を持ちましょう。
お相手がプランを立てるのが大好きなひとならOKですが、婚活の場合はお互い交際経験が少なかったり、受け身だったりもして、なかなか苦手だったりします。
自分も努力しようね。そうすることで、自分の幅も広がるし、経験値も増えるからね。
提案する場合は、3つの選択肢を用意すると良いです。
提案のバリエーションは、例えば価格帯で①②③を用意しても良いし、料理のカテゴリーで①②③にしても良いですね。
このあたり迷うようなら、相談してください。一緒にアイデア出しますので!
そして、提案の中から【選んでもらう】が大事です。
選択肢が1つだけだと、強引な印象だし、お相手は別の案を出しにくくなります。
なので、「①②③を考えてみたけど、どうだろう? 他にも行きたいお店、食べたいものがあれば教えてください😊」と、選択肢+別案ウェルカムな状況を作ってあげると、デートがスムーズに計画できます。
✅事前に予約を取っている
ここも大事!
予約、必ず取りましょう!!!!!
お店に入れず行列に並んだり、ふたりでウロウロお店探し…は辛いものです。
その状況を楽しめるくらい親密になっていればOKですが、ストレスは少ない方が安心です。
お店が決まったら、必ず予約取ってくださいね~。必須よ、必須。
ウェブからの予約ができないお店なら電話してください。
電話予約が苦手なひとは、「【例文あり】電話予約が苦手なひとのための会話マニュアル」を参考にしてね!
待ち合わせ
✅待ち合わせ場所を暑さや寒さ、雨を避けるように配慮している
天候に左右される待ち合わせ場所は避けましょう。
入店
✅扉を開けて男性が先に入店し、後から入店する女性のために扉を押さえている
レディーファーストとして、扉を開けて女性を先に入店させることも考えられますが、知らないお店に先に入るのは不安なもの。
なので、男性が先に入り、扉を支えながら女性の入店をサポートしてあげましょう。
✅店員に予約の旨を伝えている
店員が来たら予約している旨を伝えましょう。
このあたり堂々とできると、かっこいいですね。
「○時から2名で予約している○○です」と言えばOK。
女性はこういう姿をちゃんと見ているものです。
✅席に案内される際、男性が先に店員について行き、女性を気にかけながらゆっくり進んでいる
ここ注意!
振り返りもせずさっさと行ってしまう男性、いますよ~。
女性がきちんとついてきているか、さりげなく振り返りつつ、女性に合わせて進むようにしてください。
✅着席の際は、奥の席やソファ席、景色が良い席を女性に勧めている
座る場所は悩むところですよね。
大抵は奥の席、ソファがあれば座りやすいソファ側を勧めてあげてください。
ただ、夜景や景色の良いお店の場合は「こっちの方が景色が見えるから、こちらどうぞ」と勧めてあげましょう。
どうしても迷う場合は「どっちの席がいい?」と聞いちゃいましょう。
メニュー選び
✅メニューを広げて女性が選びやすいよう差し出している
自分だけメニューを見て、しかも長時間悩む男性…。残念です…。
まずはメニューを開いて、女性側に向けてあげましょう。
気遣いのできる女性なら、ふたりで一緒に見られるようにしてくれます。
そういうお互いの思いやりが積み重なって心の距離が縮んでいくんです。
✅2人で一緒にメニューを選んでいる
「2人で同じものを見る行為」って、実は共同作業として親密さを育みます。
「これ美味しそうだね」と、共感しながらメニュー選びを楽しんで!
✅男性が店員を呼び、まとめて注文している
店員を呼べずにモジモジしていませんか?
軽く手をあげて店員を呼びましょう。
店員が見える位置にいない場合は「ちょっと呼んでくるね!」と言って席を立ってOKです。
大声で「すみませーーーん!!」はやめましょうね。
食事中
✅音を立てずに食事できている
食事中の音は大人になると誰も注意してくれないので、気づきにくい部分です。
自分は大丈夫、と思わず、注意してみてください。
✅声は大きすぎず小さすぎず適切である
周囲が振り向くくらい大声で話すひともいます。
逆にお相手が何度も聞き返すほど声が小さいひともいます。
ちょうど良い声で話せているか、意識してみてください。
✅食事のペースを女性に合わせている
自分だけ先に食べ終わっていませんか?
女性のペースに合わせて、飲食しましょう。
✅料理を運んできた店員に対して、会釈等の礼儀正しい対応をしている
店員への対応が良いと好感度が増します。お互いそうですよね。
彼女が店員さんに丁寧だと素敵ですものね。
お相手に見られている部分なので、普段から気をつけましょう。
✅女性の飲み物が減ってきたら「何か飲む?」と聞いている
飲み物のカップやグラスがからっぽ…。配慮の無さが目立ちます。
気にかけてあげてください。
✅エアコンの風が直接女性に当たっていないか気にかけている
女性は寒がりで、エアコンの風が苦手なひとも多いです。
食事の途中でも「寒くない?」と声をかけてもらえると、嬉しいものです。
お会計・退店
✅お店を出る前に「トイレとか大丈夫?」と聞いている
移動の前にトイレに行っておきたい、お化粧を直したい、と思う女性は多いです。
自分から言い出しにくい子もいるので、席を立ちやすくしてあげましょう。
✅女性が席を外している間に会計を済ませている
ここ注意!!!
お互いの価値観によって、ここは正解か不正解かが分かれます。
私はトイレに行っている間に支払われるのは大嫌いなんです~!
おごって欲しくてわざとトイレに行ったと思われるのが嫌で😅
この場合の正解はお互いで模索するしかありません。
会計のタイミングで女性がトイレに行くことがあれば、一度払ってみてもいいと思います。
その後に起きることで、次どうするか、試しながら調整していきましょう。
✅クレジットカードで支払いしている
女性の前で支払いをする場合はスマートに!
小銭を探してモタモタするより、カードでサクッと払っちゃった方が好印象です。
ただし、ここも価値観によって分かれるので、絶対の正解はないです。
そして、ご馳走するか割り勘にするか、少額だけ女性からもらうか、悩み多き瞬間でもありますね。
ここも価値観をすり合わせる必要があります。
男性がご馳走したい場合の案を出すとしたら、
「これは時間作ってもらったお礼だから、ご馳走させて😊」と爽やかに。
「次回、ご馳走して~♪」と、軽い感じで。
「自分と一緒にいるときは、お財布を出さなくていいからね」⇒年齢差や収入差が大きい場合、このひとことで女性の不安を取り去れることも。
「今回はご馳走させて! でも、お金の話は大事だと思うから、今度その辺もちゃんと話し合おうね」もあり。
※女性の皆さんは「毎回ご馳走になると申し訳なくなるので、割り勘にしたい」等、自分の価値観があればはっきり「こうしたい」と伝えた方が良いよー。
✅席を立った後、椅子をきちんと戻している
これ、できてないひと。男女ともにいます。
気をつけてね。
✅最後まで店員に対して丁寧に接している
繰り返しになりますが、油断することのないように。
最後まで、お相手は他者への接し方を見ています。
移動中
✅男性が車道側を歩いている
女性を危険から守るという意味で、エスコートの代表例ですね。
さりげなくできるようにしましょう。
身に付けば、子供が産まれた後も役立つスキルです。
✅歩幅を女性に合わせている
ヒールを履いていたりすると、男性の歩くスピードに合わせるのは大変だったりします。
歩くスピードを合わせるのは、波長を合わせる第一歩です。
✅重い荷物は男性が持つようにしている
これも結婚後、末永く役立つスキルです。
筋力がある方が重い物を持ちましょう。
ただし、小さな荷物や女性物のバッグまでは持たなくて大丈夫です。
やりすぎエスコートにも気をつけて!
✅階段やエスカレーターでは男性が下側に立っている
これは私は全然気にならないのですが、キュンとする女性は多いようです。
態勢を崩したときに支えられるから、という理由らしいです。
✅「暑くない?」「寒くない?」「日陰を歩こうか」と気配りをしている
この言葉自体が大事なわけではなくて、思いやりを行動で示そうねという話です。
彼女のことを何も考えていない場合、こういう言葉は出てこないですものね。
お相手を大事にしている証拠なんです。
以上、長くなりましたが、自分がどのくらい配慮できていたか、参考になれば嬉しいです。
もちろん、男性ではなく女性側にもお相手への気遣い・配慮が必要です。
すべての項目において、必ずしも男性がしなければならないわけではありません。
女性の皆さんは「普通だったら、このくらいしてくれるだろう」という思い込みにも注意してください。
要するに、お互いが気持ちよく過ごせるよう、想像力と思いやりをもって、交際してくださいねーって話です。
ではでは、今日はここまで。
Have a good day!
仲人士・中平知見