ふたりの距離を縮める、「自己開示」のすすめ

こんにちは! 仲人士の中平です。
皆さんは、こんなお悩みありませんか?

女性との距離がなかなか縮まらないんです…

何回かデートしているのに、まだ壁がある感じがするとか、話していても会話が深まっていかないとか、そういう悩みありますよね。

これ、もしかしたら、お互いの「自己開示」が進んでいなくて、それぞれの「人となり(人柄)」が伝わっていないのかもしれません🤔

でも、大丈夫!

今日は皆さんと一緒に「ふたりの距離を縮めるための、自己開示」について、考えていきたいと思います。

そもそも自己開示って何?

これまで2人がどんな会話をしていたかな~と思い出しながら、この先を読んでみてください。

まず、あなたがお相手に伝える話の中には、大きく分けて3種類の情報が存在します。✌️

一つ目は、「ただの情報」です。

例えば、花粉症のニュースや、今日は暑かったですね、という当たり障りのない話。

交際初期ならまだしも、LINEでもこのラリーを続けているカップルは、仲が深まることなく自然消滅していくことが多いです。
なぜなら、自分とはあまり関係のない、感情の乗っからない話題だからですね。

この件について、あなたと話し合う理由がない、そんな情報ですね。

二つ目は、誰でも知っているような「あなたの客観的な情報」です。

例えば、あなたの年齢や出身地、家族構成、職業といったもので、「あなたがどのような人物か」を表すものです。

婚活あるあるなんですけど、お互いの客観的な情報を何度か交換しただけで、「彼女のことを理解できた!」と勘違いしてしまう男性がいます。

ふたりの距離が縮まったと思って、ひとり先走ってしまうんですね~。

でも女性からは「私のことまだ何も知らないのに、どうして好きって言えるんだろう?」と不審がられて、大きな溝ができてしまいます。

女性の意見はもっともで、客観的な情報の交換だけだと、お互いの人柄までは見えてこないからですね。

三つ目は「あなたの主観的な情報」です。

これにはあなたの感情、考え、望み、価値観、信念など、あなたが語らないとお相手には伝わらない情報が含まれます。

これこそが自己開示であって、この情報が「あなたらしさ」をお相手に伝えます。

日々の出来事に対して、あなたがどう感じ、どう考え、どう行動したか。

是非、こころをオープンにして、感情を伴って話して欲しい。

それも聞いているお相手にとって、目に浮かぶような伝え方をするとより良いです。

そこで始めて、ふたりの気持ちが共鳴する瞬間が訪れる。距離が縮まるってこういうことなんです。

自己開示することで得られる4つの良いこと

1. 信頼関係の構築

自己開示はお相手に自分の考えや感情、価値観を理解してもらう一つの手段です。
あなたが心をオープンにすることで、お相手はあなたをより深く理解し、信頼関係が構築されます。

2. 自己理解と自己肯定

自己開示は自分の内面を言葉にすることなので、自分への理解を深める機会にもなります。
これは自分の成長にも繋がりますし、人間関係だけでなく自己肯定感を高める効果もあります。

3. お相手のハートもオープンに

あなたがオープンな姿勢でいると、お相手も本音を打ち明けやすくなります。
これはお互いを理解し合うために、とても重要なステップで、その後のコミュニケーションの土台になります。

4. あなたの個性が明らかになる

あなたのパーソナルな部分がお相手に伝われば、他の誰でもなく「あなたじゃないといけない理由」が生まれます。
以上のように、自己開示は婚活において特に重要な要素なんです。

とはいえ、なかなか自分をオープンにできない…、と感じるひともいるかと思います。
そんなときは、自分の心の動きをよく見てみましょう。

自己開示を避ける心理とは?

こころをオープンにするのが怖い、という声もよく聞きます。

確かに傷つくこともありますからね、怖い気持ちもよく分かります。
本当の自分を出さずにおとなしくしていれば、失敗を避けることができるかもしれません。
お相手と衝突したり、嫌われる可能性も減ります😓

でも、パートナーシップって何でしたっけ?

私たちみんな、一人ひとり違って当然ですよね。
そんな2人が自分をオープンにし、またお相手を尊重して受け入れること。
譲れるところは譲り、大切に守りたいところは守って、お互いの調和を目指す、それが婚活の本質、パートナーシップです。

もし調和が難しいと感じたら、それはお別れのタイミングかもしれません🍁

交際終了は精神的にキツイことですが、別れることイコール失敗・ダメなこと、ではないです。
ふたりは調和できる関係ではなかっただけ。

そして、大事なことを言います。
いま交際中のふたりへ。

「関係を壊さないこと」
「交際を維持すること」

が、目的になっていませんか?

言いたいことを言えず、聞きたいことも聞けず、自分を押し殺していないでしょうか?
皆さんが目指しているのは、調和・パートナーシップです。
お互いが自己開示して、合うなら合う、合わないなら合わない。それだけなんです。

いま「婚活に疲れたなぁ」と感じているひとがいたら、そもそも何してるんだっけ、というところを思い出してみてくださいね。

これまで自己開示について話してきましたが、初対面で全部をオープンにすれば良いのか、といとそうでもありません。

自己開示は段階を踏む

婚活初期はまだお互いに手探り状態ですから、自己開示が難しいのは仕方ありません。
でも、交際が2ヶ月を迎えたら、次のステップに進むためにも、もっとオープンになっていきましょう🌱
なぜなら、自己開示をしないと、あなたがどんなひとなのか分かってもらえないからです。

素直に自分を表現し、お相手を理解しようとする姿勢こそが、素敵なパートナーを見つける鍵となります🔑✨

この段階で関係が進展することもあれば、ベストを尽くしたのに交際終了になることもあります。
でも、勇気を出してそういうリスクを取っていくことで、ふたりの距離を縮めることができるんです。

まとめ

はい、というわけで、今日のテーマは「ふたりの距離を縮めるための、自己開示」についてでした。

最後にまとめです!

  1. 自己開示は、お互いの信頼を深める手段です。
  2. 情報には「ただの情報」、「あなたの客観的な情報」、「あなたの主観的な情報」があり、主観的な情報こそが自己開示となります。
  3. 自己開示すると、信頼関係の構築、自己理解と自己肯定感UP、お相手の心をオープンにする、自分の個性を明確にする等、4つのメリットがあります。
  4. 自己開示には傷つくリスクが伴いますが、調和とパートナーシップを目指すためには避けて通れないステップです。
  5. お見合いの日にすべてを開示する必要はありませんが、関係が進展するにつれ、自己開示は重要になります。

これからも、あなた自身を素直に表現し、お互いを尊重した関係を築いていきましょう。
素敵なパートナーとの出会いが、あなたを待っていますよ💕✨

ではでは、今日はここまで♪
Have a good day!
仲人士・中平知見