あなた
「交際中の彼女がどうも怒っているみたい。デートの日程を決めてただけなんだけどな。ボク、何か悪いこと言っちゃったのかな…」
と、お悩みのあなたへ。
この記事で伝えたいこと
- あなたは誘った立場、彼女は誘われて応える立場
- 彼女はあなたに合わせて時間を作ってくれてるんだぞ
- 「いいですよ」は了承の言葉なので、誘う側のあなたが使うの変です
どこに違和感があるか分かるかな?
ボク
彼女
ボク
彼女
ボク
彼女
ボク
「いいですよ」は依頼する側が使う言葉じゃない
上の会話で、男性は買い物への同行を彼女に依頼しました。デートのお誘いですね。
そして彼女が日程を提示してくれました。
それに対して彼は「いいですよ」とお返事していますね。
「いいですよ」は、相手の申し出に了承したときに使う言葉です。
彼に「いいですよ」と言われた彼女は、内心「いいですよ…?それって変じゃない?まるで私の都合に彼が合わせてくれてるみたい。私が頼んだわけじゃないのに。なんなの」と、違和感を感じます。
彼が無意識に発した「いいですよ」で、誘った側と誘われた側の立場が逆転してしまい、違和感が残ったままその後も修正できません。
彼は気づかないまま。彼女はモヤモヤしたままです。
「いいですよ」を使うひとは何度も繰り返す
彼に悪気が無いのは分かります。本当にその時間で大丈夫だったし、問題なかったので「いいですよ」と答えただけです。
でも、この「いいですよ」を使うタイプのひとは(男性女性関係なくいます)、コミュニケーションの中で結構よくこの「いいですよ」問題を起こします。
恋人同士だけでなく、親子や兄弟、友だち、職場などで、自分の依頼に対して相手が応えてくれる場面で、「いいですよ」を使います。
いつのまにか立場が逆転し、相手が依頼した側になってしまうのです。相手の心の中には、借りができたような違和感が残ることになります。
このモヤモヤは相手にずっと残るものなので、自分がうっかり「いいですよ」を使っていないか注意しましょう。
ひとに何かを依頼したとき、相手はそれに応えて日程を調整したり時間を使ったりします。
そのことがしっかり分かっていれば、自然と「よろしくお願いします。ありがとう」という姿勢になります。
感謝の姿勢があれば「いいですよ」なんてそもそも出ないんですよ。
「いいですよ」問題に心当たりがあるひとは「自分が相手の時間を搾取していないか」を一度考えてみるといいでしょう。
良い言い回しの例
先ほどの会話を見直してみました。
ボク
彼女
ボク
彼女
ボク
彼女
「いいですよ」を「大丈夫です」に変えてみました。了承の色が無くなりましたよね。意味もちゃんとつながります。
そして待ち合わせ時間をこちらから提示しリードするとともに、「早いかな?」と相手が気兼ねなく時間を変えられる配慮も含めています。
最後に「お願いします」と、こちらからの依頼である姿勢を示し、彼女がきちんとそれを受ける関係が成り立っています。
これなら問題ありません。
記事のまとめポイント
- 自分のお願いに相手が応えてくれるということを忘れずに
- 相手の時間を使うという意識も忘れずに
- 謙虚さと相手への感謝があれば問題なし!
今日はここまで♪
Have a good day!
仲人士・中平知見